栃木県宇都宮市生まれ。グラフィックデザイナーとして働くも出産を機に退社。2002年には実用新案を取得し、各地で講習会や個展を精力的に開催する。
10年間子育てに専念していましたが「何かやりたい!」という仕事への情熱は衰えず、 子供たちへの工作・造形教室を主宰し2007年まで活動していました。
子供たちと一緒に創作することで眠っていたクリエイター魂に火が付き、 1999年夏に自分用の夏バッグが欲しいな~と、家にあった麻ひもとダンボール板で たまたま作った手織りバッグを持ち歩いていたところ、 友人たちの評判の的になり、勢いに乗ってアートフリマに出展。そこでスカウトされ、手織り麻ひもバッグ作家として活動を開始。
最初は自分で作ったバッグが世間に認められるのかと半信半疑で進んできましたが、 年月を重ねるごとに麻ひもバッグの愛用者が増え、ダンボール織り機の講習依頼が続き、 それなら!と2002年実用新案申請。独自に考案した技法であると証明され、 クラフトイベントやギャラリーなどへの出品や講習会など精力的に活動して参りました。
現在は、渋谷・自由が丘・代官山・国分寺・国立アトリエなどで 定期レッスンの他、クラフトイベントなどでおりりんワークショップを精力的に開催しております。
自分がふとひらめいて始めた技法が、これほど多くの方に認められ楽しんでいただけるようになるとは、夢にも思っておりませんでした。
何度も諦めかけ、心折れた時を乗り越えられたのは、「おりりんって楽しい!」と言ってくれる人がいたから。
いつか必ず認められると信じて粘り強く続けてきたからこそ、今があるのだと思います。
楽習フォーラムで輪織り認定講座がスタートしたおかげで 一人で活動している頃には考えられないような仕事の広がりや、企業さまとのタイアップなどをいただき、新しい事に挑戦しつづけ自分の殻を破る事で、輪織りの可能性がどんどん広がる手応えをひしひしと感じています。
これからも、もっと大勢のみなさまに輪織りを広め、一人でも多くの方におりりんを手に取っていただけるよう全身全霊で邁進して行きたいと思っております。